シティ・オブ・メン
DVDの裏面に記載されているストーリー紹介文
ファヴェーラの丘、デッド・エンド・ヒルではギャング同士の縄張りを巡る抗争が起こっていた。そこで幼い頃から本物の兄弟の様に育った2人―2歳の父親の息子アセロラと父親を知らずに育ったラランジーニャ。2人が18歳になる年、長い間行方不明だったラランジーニャの父親が現れ、2人の関係が急激に変わり始める。父との生活を優先したくなったラランジーニャはアセロラと距離を置く様になる。アセロラはギャングの抗争に巻き込まれ、自分の父親がラランジーニャの父親に殺された事を知る。そしてファヴェーラに火が放たれ銃撃戦が始まる…。2人の友情は現実に引き裂かれてしまうのか?
以下ネタバレもありますのでご注意下さい
映画『シティ・オブ・メン』について感想と評価を紹介しています。映画『シティ・オブ・メン』は主演ドグラス・シルヴァで監督がパウロ・モレッリの映画になります。
この映画を見て、ファヴェーラの丘をちょっと調べてみたのですが、舞台はブラジルだったんですね。ブラジルの貧困層が住んでいる地域は、勝手に住みついた人たちが中心となっていて、治安は最悪と言う話はどこかで聞いた事があったのですが、日中に銃を持った悪ガキがそこらを闊歩している状況と言うのは、ちょっと感覚的に理解できない部分としてありました。
都市部の方が給料が良く、旦那にほとんど相談もしないで、都市部への出稼ぎに行ってしまう嫁なども登場してきて、ちょっと頭の中で整理するのに時間の掛る映画でした。
ストーリーとしては前述している様に、ちょっと状況を理解するのに時間が掛る部分もありますが、見ていて面白いと思える映画になっています。リアルグランドセフトオートと言う感じもしましたが、ゲームをしていない人には理解してもらえないと思います。
経済発展が著しいブラジルですが、国内問題としては、この映画に出てくる様な深刻な格差問題や、治安の問題も抱えているので、今以上に積極的に外資資本が流入して来るのには少し時間が掛るかもしれません。
ブラジルの貧困層の社会を知るのに、現地に行っていたら命がいくつあっても足りなさそうなので、こうした映画を見て少しでも知る機会に繋げる。と言うのは良いのかなと言う感想です。
シティ・オブ・メンのサンプルトレイラー
主演 |
監督 |
脚本 |
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ドグラス・シルヴァ |
パウロ・モレッリ |
エレナ・ソアレス |
その他の出演俳優1 |
その他の出演俳優2 |
その他の出演俳優3 |
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ダルラン・クーニャ |
ジョナサン・アージェンセン |
ホドリゴ・ドス・サントス |