ニューヨーク、狼たちの野望
DVDの裏面に記載されているストーリー紹介文
大都会ニューヨークにありながら、多くの人々から忘れ去れた地、スタテンアイランド。マフィアがはこびるこの地区で、3人の男たちの人生が交錯する。下水道清掃員のサリー(イーサン・ホーク)は、遺伝子操作によって優秀な子供を作るという医療技術を知る。費用は5万ドル。そんな大金はあるはずもないが、我が子には自分のような惨めな人生を送ってほしくないと言う思いから、同僚と共にマフィアのボス、タルツォ(ヴィンセント・ドノフリオ)のカネを盗むことを決意する。しかし作戦当日、同僚が居合わせたタルツォの母を撃ってしまったことで、自体は最悪の方向に転がり出してしまう。一方タルツォは、耳の聞こえない惣菜屋のサビアーノ(シーモア・カッセル)のもとを訪れと、いつものように、自らの計画実現のために殺した遺体の処理を命じた。しかし、サビアーノには、密かに秘めた思いがあり…。大都会の片隅いに生きる3人の男。3つの生き様が交差するとき、物語の衝撃はクライマックへと一気に加速してゆく。
以下ネタバレもありますのでご注意下さい
映画ニューヨーク、狼たちの野望について感想と評価を紹介しています。映画ニューヨーク、狼たちの野望は主演イーサン・ホークで監督がジェームズ・デモナコの映画になります。
作品はいくつかの構成で流れていきます。最初にざっくりとした共通の話から始まり、マフィアのボス・清掃員・総菜屋と言う流れを得て、共通と言う形になっているので、徐々に状況を理解していく形になります。
映画としての主役が誰なのかが正直分からなくなる点と、最初のマフィアのボスのストーリーが死ぬほど面白くないです。
周辺地域で力を手にしたマフィアのボス、タルツォが今度はニューヨークの制圧をしたい。と仲間に打ち明け、そんな馬鹿げた事には付き合いきれない。となり、仲間から殺されそうになるまでは良いのですが、その後にタルツォが、人生にうんざりしてしまい、突然、森の環境保護を訴える運動を起こしてしまう辺りがさっぱり理解できない形です。
その後、マフィアのボスから盗んだ金のせいで、下水道清掃員のサリーが逃げるけど結局はマフィアに捕まってしまい、旧友の惣菜屋のサビアーノにお金を借りる事になりますが、この惣菜屋のサビアーノは、今まで死体の処理をさせていたタルツォを殺そうと企んでいます。
しかし、森の環境保護を訴えたタルツォが新聞で取り上げられて、実際にタルツォの運動のお陰で、森林が伐採される事がなくなると、サビアーノのタルツォを殺す気持ちも萎えるのですが、タルツォが抜けた後の組織に、結局サリーが殺されてしまい、復習としてサビアーノがマフィアをぶち殺してしまい、そこから数年後に、無事に遺伝子操作によって誕生したサリーの息子とサビアーノが出会い、終了と言う流れです。
最強は惣菜屋で耳が聞こえないサビアーノと言う結果で終わり、どうしてこうなった。と言う気持ちがなくもないです。
決して面白いとは思わなかったけれども、つまらない映画を見た後の不快感さもなく、まー暇つぶしには。。と言うレベルの映画だと思います。
一番、見ていて良いな。と思ったのはサビアーノのキャラクターになりますが、主演ではないんですよね。映画のDVDには主演がイーサン・ホークと言う形になっていますが、主役って感じは全くしないです。
主演 |
監督 |
脚本 |
---|---|---|
イーサン・ホーク |
ジェームズ・デモナコ |
ジェームズ・デモナコ |
その他の出演俳優1 |
その他の出演俳優2 |
その他の出演俳優3 |
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ヴィンセント・ドノフリオ |
シーモア・カッセル |
ジュリアンヌ・ニコルソン |